3泊4日で上海でのHemisphere社ディーラミーティングに行って来た。中国のユニストロング・グループの一員となったHemisphere社であるが、五つ星のホテルに世界中から約200名の出席者で2日間大いに盛り上がった。しかし今回はそちらのお話ではなく、20年ぶりに訪れた中国のインターネット事情。

世間のインターネット指向はWIN PCよりもスマホ。しかしスマホ電話にはどうしても抵抗があり、未だにガラ携を8年使っている。ところがこのガラ系、修理受付も来月までとか。いよいよ潮時かと思い、上海行きの前に年齢・使用歴などこれ以上ない“乗り換え条件”の料金を計算してみた。しかし得心がいかず、時間切れ。

一応、ネット用のスマホは上海空港で現地の割安SIMに交換の予定を立てた。しかし、今まで人任せなので、自分で調達してセッティングできるか一抹の不安のまま出発した。
ところが羽田の出発ロビーに“イモトのWifi”なるものを発見。一日680円×4日Max500MbのWifiルータを契約した。これでSIM調達の心配はクリアー。

上海の浦東(プードン)空港に夕方到着。両替のあと下調べした地下鉄乗り場へ。
7元で目的までのチケットを購入し、地上を走る地下鉄の中でWifiルータの電源を投入、China Unicomと表示され、スマホとも問題なく接続完了した。Win Mailも受信できることを確認した。
1時間後に目的駅で下車し、予め調べていた出口番号から地上へ。目的のホテルはここから北側へ200m位のハズで、いつものようにGoogleMapを起動した。歩き出しても、いつまで経っても現在地の背景地図が出てこない。自分もどうやら方向を間違えたようで、先乗りしているへミスフィア社の社員に電話して救出してもらい何とかチェックインした。
20170213-S-Screenshot_2017-02-08-18-48-11.jpg
スマホ地図はここまで

20170213-S-shanhai.jpg
ホテルWifiでPCのGoogleEarthは詳細表示可能

ホテルでPCを取り出し、ホテルのWifiに接続し、GoogleEarthを起動してみた。日本と同様に起動し、ホテル名での検索も可能であった。そこでスマホのGooglmapをホテルWifiに接続してみたが、上海地図は下図のままで詳細は表示されなかった。
次にPCをWifiルータに接続してGoogleEarthを起動してみた。一応起動したが地球儀を表示しないままフリーズ状態。モバイル用のキャリアでは地図表示は不可らしいことを確認した。その後少し調べてみたらGmailはPCでもスマホでも使用不可であった。

またWIN Mailでもリンクが起動しないなど、何が使えて何が使えないのかは、実際に使ってみないと分からと納得せざるを得なかった。
海外ではGoogleMapに何度も助けられたが、どうやら今回は無理らしい。

上海の町は20年前のイメージはなく、東京を子供扱いしそうな超高層ビルが林立している。3日目の午後、ドバイの800mのビルが出来るまでは世界1の高さを誇った上海センターに出掛けた。地上高560mの展望台まで60秒で昇る高速エレベータから降りて見た景色は雲なのか煤煙なのか分らないながら、360°見渡す限りメガポリスの風格があった。かつての上海のシンボル東方明珠塔(球体テレビ塔)も遥かに見下ろす高さである。
20170213-S-DSC01208.jpg

20170213-S-DSC01200.jpg
日本とは政治問題のごたごたが絶えないが、自国の技術と財力でこのような都市を作り上げた底力は、この国の自信の裏付けなのであろう。付き合うのは何かと難しい国であるが、今回の訪問ではビジネスの世界での違和感は感じなかった。
 今朝の旭川は今年一番の冷え込み。蝦夷人になって早18年だが−25度以上を経験したことがない。前日の旭川の天気予報では−24度。
5時半に起床、会社の屋上に設置している気象計の気温をWEBで確認したところ、−23度。これなら江丹別に行けば−30度確実と踏んで万全の防寒対策で出発した。
 江丹別は旭川市であるが、中心部から20Kmほど北に位置し、通常は市内より10度近く気温が低い。蕎麦はブランド品として有名である。更に20Kmほど北に足を延ばせば、日本の最低気温−41度を記録した幌加内母子里がある。

 残念ながら本日はデジタル温度計の手持ちがない。仮にあったとしても、一般向けでは動作が保証されないであろう。今回は私の机にぶら下げてある100円ショップの温度計を持参した。凍結した道をクルマで走ること30分。

ご覧あれ! 目盛りがないので推定−30度。残念ながら参考記録か。
20170124-etan01.jpg

ついでに持参した濡らしたタオルの端を持ってグルグル振り回した。70秒でご覧の通り板状に。
20170124-etan02.jpg
雪面に突き刺してみました。
20170124-etan03.jpg

因みに、この日の最低気温は旭川市23度、幌加内32度、勿論マイナスでした。
追伸:その後、江丹別の気温ー30.2度と発表されました。
今年もあとわずか、やっと試される土地らしく寒くなってきた旭川です。

というわけで、このところ高性能低価格なRTKの普及によりGeoSketchでもcm精度でお使いになられるお客様が増え、そういった作業向けにGeoSketch3が少しだけバージョンアップしてv3.5aになりました。

» Read More

ヘミスフィアさんが今年で設立10周年だということで、記念の催しに招待されました。
何故かというと、一応設立メンバーのひとりだからです。

思い起こせば10年前、ティンバーテックに入社してまだ4ヶ月、
やっと右と左が分かったくらいの頃に突然
「神奈川に会社作ったから、ちょっと1週間くらい会社に泊まり込みで出張してきて」
と言われまして。
今思えば何て酷い会社だと思わなくもないのですが、
ティンバーテックに入る1ヶ月前まで所謂ブラック企業にいたもので
(具体的に言うと、職場は総合病院で、事務室で倒れるとそのまま処置室に運ばれて
点滴ぶら下げたままで自席に戻されて夜中まで仕事を続行させられた)
別に何とも思わず諾々と神奈川へ赴きました。

思い出すのは社屋泊まり込み1日目、
まだ3月で夜は寒かったのですが暖房が一切無く、
さらに21時過ぎに
「明日、会社設立の挨拶と営業してくるから、資料作って送って」
と電話が来たんですけど、社内には机はあってもイスが無く、
仕方無くプリンタが入ってたエ●ソンの箱を机代わりにして、
さらに寒くて仕方無いので布団を頭から被って暖を取りつつ、
手持ちしてきたノートPCで資料のPDFを作って23時半過ぎに送りました。
その時作った価格表の表紙は、どうやら今もそのまま
ヘミスフィアさんで使われてるらしいです。
ちなみに翌日社長に「寒い」と言ったら、電気ストーブを買ってもらえました。

その後も月に1回ペースでヘミスフィア泊まり込み出張がありましたが、
半年くらいでそれも無くなり、今の平間の事務所には
一度もお邪魔したことがありません。

さて、そんな程度の関わり方ではありましたが、
有り難くも呼んでいただけたので
今はもう測量機販売の方には関わっていない身ではありますが
参加させていただきました。
会場はヒルトンホテル。


ヒルトン?


あのヒルトン??


パチモンじゃなく???(失礼)






うわ。






うわあプールだ。






うわああ巨大ジオラマだ。
(電車が何両も走ってて、ポイント切り替えで時々入れ替わったりしてる)






うわあああああああああああああああああああああ
(※1人部屋です)





正直、小市民過ぎるので落ち着かない。

温泉大浴場には入りましたが、部屋では隅っこでネット見たりしてました。




翌日、窓の外を見ると面白い光景が広がっていました。


(クリックで拡大)


ああ凄いなと写真に撮って、部屋に戻っていろいろやってからまた窓の外を見ると、
もっと凄いことになってまして。


(クリックで拡大)



何か降臨してきてるのかと思いました。

写真を撮るために窓を開けようとして
思いっっっっきり指を挟んで朝から流血沙汰になったなんて、些細な話です。


 初日は業界の方向性などを見きわめることができました。ドローンと航空機、更にヘリコプタまで加わり、まさに空中戦です。激戦業界となれば、今後はコストパフォーマンスの高いものが生き残り、価格もそれなりに落ち着くのではないかと感じました。出展機の多くのGNSS受信機や一体型PDAがTrimble製品に似ていて、互換ボード製品やOEM供給が進んでいる印象を受けました。

GENEQ社
SxBlueGPSシリーズ
 このシリーズについては、弊社はGLONAA対応のSxBlueGNSSを中心に販売しています。製品系列にはDGPSから1&2周波RTK対応まで、精度区分でサブメータからCMメータまでのラインアップウが揃いました。小型で扱い易いということから森林組合などからの需要があります。
 今回ちょっと気になったのはGNSS内蔵の一体型PDAです。2周波RTKまで対応可能なGNSS一体型PDA展示していました。カタログスペックからはTrimble互換ボードを使用しているようです。価格はTrimbleより安そうですが、国内販売には技術適合証明を取得するなどの手間が掛かります。その辺は今後調査する必要があります。その他ではTrimbleのR10そっくりなG10という新製品がありました。(写真右端)
20161014-GENDSC00977.jpg

LaserTechnology社
TruPulse360シリーズ
 高性能なImpulse&MapSTARシリーズの生産を数年前に終了し、現在はTruePulseシリーズのラインアップが進んでいます。今回は注目すべき2機種を展示していました。

TruPoint300(レーザ距離計・エンコーダ合体3D測量機)
弊社は森林測量用にGeoSketch3というソフトウェアをGNSSやTruPulse360と接続していますが、TruPulse360は磁気ノイズの多い都市部では使用する場所が限定されていました。そのようなニーズにはエンコーダと組み合わせたTruAngleを自社製の取り付け架台を製作し
TruPoint200h(2Dレーザ距離計)て販売しています。このTruPoint300は精度とコンパクト性から、TruAngleの上位機種となる可能性があります。距離は300mまで測定可能で、レッドドットをLCDの4倍カメラ画像上の目標に当てて測定ボタンを押します。分解能は角度は秒(精度0.1°)、距離はmmです。小型TSと言える製品でBluetooth、WLAN搭載です。今後はコストパフォーマンスを調査し、可能ならば販売につなげたいと思いました。
20161014-DSC01015_301.jpg

20161014-DSC01014_300.jpg

TruPoint200h(2Dレーザ距離計)
来春発売予定の新製品です。ハンディ―タイプのレ2Dレーザ距離計で、屋内外向けに様々な測定モードが用意されています。内部メモリーに50個のデータを記録でき、現場での面積計算やボリューム計算が可能となっています。詳細はカタログ以外は不明ですが、弊社の場合は2D3D座標を測定するユーザが多く、TruPoint300により多くの関心を得られそうです。
20161014-DSC01016_1_200.jpg

20161014-DSC01017_1_201.jpg

最後に
今回GNSS関連の世界規模の展示会を初めて見学しました。このマーケットにおける弊社の立ち位置はもはや“圏外”に近いものがあります。測量の概念自体がGPSの出現から大きく変化し、世界規模で測量機のメーカの合併や淘汰が進みました。その反面、GNSSボードやチップ、Bluetooth、WLANなどのモジュール化で、誰でもGNSS受信機を製作できるようになりました。更に小型化が進み、ドローンへの搭載も可能になり、簡単に航空写真の撮影ができる時代になったということだと思います。
弊社はこのような時代においても、ユーザの側に立ち位置を見つけたいと思いました。