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初心に返ろう第二弾。むしろこれを今まで取り上げなかったことが問題だとかは気付かない方向で。

GPSで位置を測定するには、最低4個(X軸、Y軸、Z軸、時間)の衛星が必要になります。周囲に高い建物などが無くて上空が開けているような場所だと8個とか9個とか見えるので余裕ですが、高層ビル群だと直上くらいしか空が見えなくて、衛星を4個捕まえるのが難しくなり、そういう状態を「GPSが受からない」とか言うわけです。

よくある間違いとして、GPS機器はGPS衛星と通信していて、外部からのアクセスで機器の位置を衛星から知ることが出来る(いわゆる探偵が使うような発信器)というのがありますが、GPS衛星は勝手に自分の軌道と現在位置と時間を地球に向かって広範囲に垂れ流しているだけで、そしてGPS機器はその電波を勝手に拾っているだけで、相互には全く干渉がありません。発信器としてGPSを使用するには、GPSの他に発信装置が必要になります。携帯電話に付いているGPSなんかは、そもそも本体が携帯電話なので、携帯電話の通信網を使って位置情報を相手に送ることが出来ます。