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2009年11月11日、ひまわり6号の姿勢制御に異常が発生し、気象観測機能もGPS補正機能も動作しなくなりました。実は2005年にも同様の故障が発生していて、この時は正常稼働まで約20時間かかったらしいのですが(故障の6時間後からはアメリカの衛星に気象観測をしてもらったようです。当時はまだMSASは正式運用ではありませんでした)、今はバックアップとして後継機であるMTSAT2(ひまわり7号)が待機していて、スリープから起動させるまでの2〜3時間程度の空白時間があったのみで、あとはひまわり6号が正常稼働するまでずっとひまわり7号で気象観測・GPS補正を行ったそうです。

衛星の耐用年数は10年程度らしく、ひまわり6号引退後はそのままひまわり7号に引き継がれる訳ですが、実は政治的なゴニョゴニョがアレなことになっていて、8号の打ち上げの目処は全く立っていないとのこと。つまり、今は6号が故障したら7号が助けてくれますが、7号が故障したら引退した6号を動かすしかないのかな、と(大気圏に落ちたり軌道から外れて飛んでいってなければ)。不況の風も予測できたら良いんですが。